夏はひんやり冬はあったか~寒風山温風穴調査~

こんにちはー。

今年の初夢は富士山でした。たかみーです(・ω・)ノ

大潟富士じゃないです。富士山です。本当です。

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さて、2月某日まだまだ寒いけど寒風山にやってきました。

写真ではまったく伝わらないけど風が強い。とても強い。そして寒い。

だって寒い風の山と書いて、寒風山だもの。寒くないわけがない。

 

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はちゃめちゃに寒いのになんで寒風山に来たのかといいますと、風穴の調査をするためです。上の写真は寒風山の第2火口にある風穴です。

寒風山の第2火口は水蒸気爆発でドカーンと起こったために、周りは安山岩の溶岩の岩がゴロゴロしています(植物でよく見えないけど)。この岩のゴロゴロの隙間に空気がたまります。

風穴の仕組みは岩の間にたまった冷たい空気が下方に、温かい空気が上方に移動する原理によるものです。

風穴の仕組み、夏 風穴の仕組み、冬

(よくこんな絵を世に放とうと思ったね)

ということは第2火口の上の方はきっと温かい風が吹いているはず。

てなわけで、寒風山の新たな冬の魅力を発見すべく結成されたガイドさんたちによるワーキンググループとともに、第2火口周辺をトレッキングです!

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いうても寒い風の山って書いて寒風山やで?温風穴なんかあるわけ…

 

ありました。

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風穴を撮影するガイドさん。温かい空気のせいでカメラのレンズが曇ってしまいました。気温が氷点下の日はもくもくと湯気があがるのを観察できるそうです。温風穴周辺は真冬なのに植物が青々と元気そう。調査隊は外気温、風穴内の温度・湿度などを測定しました。

男鹿半島・大潟ジオパークの冬の魅力これからもたくさん発見できたらいいな。

調査に参加されたみなさん、おつかれさまでした゚*。☆ヾ(´∀`)(´∀`)ノ☆。*゚

 

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