「2024年ジオパーク冬休みわくわく教室」の内容を紹介

男鹿市ジオパーク学習センターのジオ太郎です。!(^^)!

「2024年ジオパーク冬休みわくわく教室」の小学生参加者募集!!が12月1日から始まりました。今回のテーマは「音楽が流れる♫♪ソーラーハウスを作ろう」。

開催日 2024年1月6日(土)  10時~11時30分

会場 男鹿市ジオパーク学習センター(若美庁舎2階)

対象 小学生  定員20人  参加費 無料

参加申し込み方法は、男鹿市ジオパーク学習センターに電話で申し込む。

電話は(0185)46・4110   (開館時間9時~16時 月曜・火曜休館)

参加申し込み期間は12月1日~17日(ただし定員を超えた場合はその時点で終了)

▼今回の冬休み教室の内容を少し紹介しましょう。IMG_3852

▲メインはこちらの「音楽が流れるソーラーハウス作り」。太陽光パネルなどの材料を使って、ステキ♥な音楽が流れる夢の広がる住宅を作ります。地球環境・SDGs7「エネルギーをみんなに そしてクリーンに」や「光」の性質についても考えます。IMG_2778

▲「どうして昼の空は青いんだろう!?」。 この疑問を実験で考えてみましょう。IMG_2897

▲「あれ!!何か浮かび上がってきたよ」。続いてこんな実験もします。これからどんなことがわかるか、話し合ってみましょう。IMG_3990

▲「いろいろな色が見えるよ!!」当日、時間があれば牛乳パックで作った分光器の教材の穴の中を覗いてみましょう。

いろいろな体験学習を通して、「地球の環境」や「不思議な光の世界」について考えてみましょう!!

 

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「旧大潟村入植予定者観覧用農家住宅」が村初の登録有形文化財に!?☺

こんにちは。湯たんぽが手放せないさきいかです🦑

このたび、三角屋根で親しまれている「旧大潟村入植予定者観覧用農家住宅」が登録有形文化財(建造物)に登録される見通しとなりました👏✨
村内初でございます✨

こちらは1969年にモデルハウスとして村中心部に建てられました。
現在ほとんどの家で増築や建て替えが進み、このように残っている家はほとんどありませんが、立て替え後も三角屋根の形を残している家が多いように思います。
※この住宅には居住者がおりますので、敷地内・住宅内には入らないでください×

ということで、今日は農家住宅についてです。

まず、大潟村の集落の特徴は「生活の場と営農活動の場が完全に分離している」ということです。
総合中心地と呼ばれるところに集落が密集しています。
この総合中心地には役場や公民館、幼稚園や小中学校、スーパーや診療所などがあります。
農家は自宅がある総合中心地から自分の田畑に出勤するわけです。

自分の田畑が遠い場所にある方は自宅から20分くらいかけて出勤する方もいます(‘_’)

こちらが当時、総合中心地に建てられた三角屋根の家々です。

まだ木々も低いため、風の強い日は家の中に砂が入って大変だったというエピソードもあります。

三角屋根にした理由は①平坦な干拓地に変化をもたせるため。②積雪地帯のため落雪を容易に。という点からこの形になりました。
また、屋根の色も平坦な・単調な土地に変化を与えるために赤・黄・青になりました。
入植年次ごとに住区がわけられ、屋根の色も入植年次を表しています。

入植訓練期間中に訓練生へ住宅建設の計画図を見せ、抽選で宅地位置を決めました。
そのうえで、住宅は平屋タイプと2階建てタイプのどちらが良いか、部屋の大きさなど好きな家のタイプを決めてもらいました。
※第5次入植者は、第1~第4次入植者に比べ訓練期間が短かったため、訓練所に入所する前に決めてもらい建築したそうです。
将来家族が増えたら増築するかな~とかいろいろ考えて皆さん選ばれたでしょうね~☺

次週、住宅の間取りなど紹介したいと思います☺

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2024年ジオパーク冬休みわくわく教室「音楽が流れる♫♪ソーラー⌂ハウスを作ろう」小学生参加者募集!!

2024年「ジオパーク冬休み☃わくわく教室」小学生参加者募集のお知らせ

テーマ「音楽が流れる♫♪ソーラー⌂ハウスを作ろう」

地球にやさしい太陽光エネルギーを利用して持続可能な未来の住宅を作ります。合わせて光についても学びます。

日時 2024年1月6日(土)  10時~11時30分

会場 男鹿市ジオパーク学習センター(若美庁舎2階)

対象 小学生

定員 20人

参加申し込み期間 2023年12月1日(金)~17日(日)

(ただし定員を超えた場合はその時点で終了)

参加申し込み先 男鹿市ジオパーク学習センターに電話で申し込む

☎46・4110

(開館時間9時~16時 月曜・火曜休館)

参加料 無料IMG_3852

みなさんのご参加お待ちしていま~す!!

 

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野鳥観察をされる皆さまへ&大潟草原野鳥観察舎、冬期閉館のお知らせ

こんにちは。手がガサガサし始めたさきいかです🦑

寒くなってくるとやってくるのが冬の渡り鳥たち✨
村の鳥に指定されている白鳥はもちろん、たくさんのガン達が今年も大潟村に来てくれているようです☺
博物館へのお問い合わせも増えています!

そこで、大潟村の野鳥を優しく観察するためにいくつかお願いがあります!
注意喚起イラスト


①鳥のいる場所は、ほとんどが私有地・保護区です
 ×車での敷地内への侵入
 ×ゴミのポイ捨て
 絶対にやめてください!

②停車の際は、他の車の通行の妨げにならないようにお願いします
 できるだけ路肩に止め、ドアミラーをたたんでください。

③餌付けをしないでください

④休んでいる鳥を無理に飛び立たせるのはやめてください

⑤車から降りずに観察してください
 車から降りると野鳥が警戒します。
 ガンが首を立てている時は警戒している証。
 それ以上近づかないようにしましょう!

◎Point
 野鳥にすぐに近づかず、慣れてきた頃に少しずつ近づくこと!

大潟村には希少な野鳥が生息しています。
マナーを守って楽しい観察をお願いします☺

それからもう一つ。
大潟草原野鳥観察舎(野鳥観測ステーション)は冬期閉館となります。
野鳥観察舎

12月3日(日)が今年最後の開舎日です。

観測ステーションで野鳥見たかった~(._.)。という方!
安心してください!
外階段があり、2階の外テラスは使用可能です☺

開舎となりましたら、ご案内させていただきます☺

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1月の「ジオパーク冬休みわくわく教室」の募集要項は来週発表します。

男鹿市ジオパーク学習センターのジオ太郎です。!(^^)!

来年1月上旬に開催する「ジオパーク冬休みわくわく教室」の募集要項は来週紹介します。もう少しお待ちください。

今回の冬休み教室のキーは「光」。ジオパーク学習センターで行っている「光」に関した実験や体験学習、教材を先週も幾つか紹介しましたが、そのほかにも楽しい実験や体験学習、教材があります。その幾つかを紹介します。IMG_1797

▲こちらは、あるフィルターをかけて花を撮影したものです。これから虫の眼と花の世界について考えてみましょう。IMG_3981

▲こちらは、牛乳パックで作成した「分光器」を使い、太陽の光について観察しているところです。(注)太陽は直接肉眼で見ないでね。IMG_0092

▲こちらは「光の二重スリット実験」をしているところです。これらからどんなことがわかるかみんなで話し合ってみましょう。

 

「光」の不思議を、「ジオパーク冬休みわくわく教室」の体験学習や実験を通して、みんなでわいわい楽しく考えていきましょう。募集要項は来週発表します。

 

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1月上旬に「ジオパーク冬休みわくわく教室」を開催します。詳細はもう少しお待ちください。

男鹿市ジオパーク学習センターのジオ太郎です。!(^^)!

だいぶ寒くなってきましたね。みなさん、お元気ですか?

来年1月上旬に恒例の「ジオパーク冬休みわくわく教室」を開催します。詳細はもう少しお待ちください。今回もわくわく楽しい体験学習を検討しています。今回のキーは「光」。ただ今、準備中ですが、それに関連した教材をいくつか紹介しましょう。IMG_2868

▲こちらは、ソーラーパネルを使ってメロディが流れる教材。ステキな音楽が聞こえてきます。IMG_2778

▲こちらは、「青空がどうしてできるのか」を確かめる実験。夕陽のできかたもわかります。IMG_2894

▲こちらは、ある光を当てると、見えなかったモノが浮かび上がってくる実験。

今回も、地球や宇宙について、楽しくそして深く学べる教室をめざしています。ご期待ください。

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ヤンセン教授のヤンセンレポート

こんにちは。さきいかです🦑

11月2日~11月6日まで秋田県種苗交換会が潟上市で開催されました!
農家の皆さま、農家に興味のある皆さまが県内外から訪れたことでしょう(´ω`)
干拓博物館にも農業関係の団体様がわんさか来てくださいました(´ω`)
大潟村案内ボランティアへのご予約もたくさんあり、農家さんならではの質問も多くありました(´ω`)

さて、今日は八郎潟開発の続編となります。

以前、八郎潟開発の可知案~狩野案までご紹介しました☺
今回はヤンセン案(ヤンセンレポート)を紹介したいと思います。

日本は戦後、独立国として世界に認められ経済的に自立が求められました。
食料を輸入に頼るのではなく、自給率を高める必要がありました。
そのためにも干拓を実現する必要があったんです!(・ω・)

そこで、昭和28年、当時の吉田茂首相が干拓先進国オランダからの技術導入を指示し、ヤンセン教授らが来日することになりました。
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こちらのヤンセン教授、※1デルタ計画の指導者を兼ねるとともにNEDECO(オランダ技術コンサルタント)および※2世界銀行顧問として国際的な活躍をされた方です。
※1デルタ計画・・・オランダのライン川河口の三角州(デルタ)を高潮から守るために作られたダムや堤防などの建設および計画。
※2世界銀行・・・途上国などに対して貧困削減や開発支援を目的とした整備資金を低利や無利子で融資する国際機関。

ヤンセン教授は巨椋池干拓地(京都府)や児島湾干拓事業地区(岡山県)、鎧潟干拓計画地区(新潟県)などの視察を行いました。
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そして昭和29年、「日本の干拓についての所見」(ヤンセンレポート)を起草しました。
⑤ヤンセン・レポート


ヤンセンレポートには現在の排水路や排水機場・調整池が示され、なにより他の干拓候補地ではネックとなっていた堤防の建設が、適切な事業費で実現可能であると示し八郎潟干拓が動き出しました☺

このヤンセンレポートの内容はとても濃いもので、当時の大蔵省は教授らの招待費用の予算を減額していましたが、追加で支払いをしたというくらい高い評価でした。
干拓着工後も何度か日本を訪れ指導を行い、干陸式典では勲章を贈られたそうです。

博物館にはヤンセンレポートやNEDECO(オランダ技術コンサルタント)がまとめた八郎潟干拓に関する予備報告書、世界銀行調査団に対する八郎潟干拓計画の説明資料なども展示しております。
中をお見せすることはできませんが、ヤンセンレポートの厚みなどを実際ご覧いただければと思います☺
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こうして、今までいくつかの干拓案が示されては消え・・・でしたがいよいよ実現へと一気に動き出したのでした(・ω・)

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模擬ガイドだよ!第7回ジオパークガイド養成講座!

こんにちはー(・ω・)ノ

クマさんの目撃情報に日々怯えているジオパーク専門員のたかみーです。

クマさんがこわい!お外やだー!という方には、YouTube番組「へんさん!にっぽんジオパーク風土記」がおすすめです!

日本各地のジオパークスタッフが地域の魅力を語ってくれるので、へぇ~ってなったり行ってみたーい!って思えるはずです。

こちらからご覧になれます⇒へんさん!にっぽんジオパーク風土記

 

さて(・ω・)ジオパークガイド養成講座はいよいよ大詰め、模擬ガイドを行いました!

今までの講座で学んだことを今度はアウトプットして、初めて男鹿半島にやってきたお客様(という設定)を案内します。

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鵜ノ崎海岸では地層の褶曲がわかりやすいよう写真を使って案内しました。

地球の声を聴いて今を生きる人たちにわかりやすく伝える、それがジオパークガイドさん✨

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潮瀬崎は岩がゴロゴロしているので足元が不安定です。

「足元気を付けてください」と一言お声かけして安全に気を配るのもガイドさんのお仕事です。

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受講生のみなさんは忙しい中、この日のためにたくさん準備や勉強を進めてきました。ちゃんとできるかなと不安で眠れない夜もあったことでしょう(諸説あり)。

みなさんとってもお上手でした👏即戦力がいっぱいでうれしいです!

模擬ガイドも無事に終わり、これでみんなジオパークガイドに…といきたいところですが!

認定試験に合格しなければガイドさんにはなれないのです!

次回、ジオパークガイド養成講座最終回!筆記試験と救急救命!お楽しみに✌

 

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ジオパークを生かした楽しい生涯学習で「人生100年時代」を応援!!

男鹿市ジオパーク学習センターのジオ太郎です。!(^^)!

ジオパーク学習センターには、連日、全国各地から世代を超えて様々な人々が訪れます。目的は、変動する地球のダイナミズムにまるごと触れたいという思いから。ジオパーク学習センターで予習し、その後、主なジオサイトを巡り、その感動を再び確認しようと学習センターに戻って学び直す人もいます。IMG_3973

▲学習センターの来館者用のボードに、こう書いてジオサイトに出かける人も。

ジオパーク学習センターでは、世代を超えて「人生100年時代」を念頭に、楽しく学べる生涯学習に力を入れています。生涯学習が目的の団体には幾つかの体験学習を含めたプログラムを用意しています。IMG_3281

▲こちらは地震の際の「液状化現象実験」です。楽しく学ぶことができます。IMG_2732

▲こちらは幾つかの男鹿の岩石に触れながらそのできかたなどを学んでいるところです。みなさんも数千万年前の時代に遡って地球のダイナミズムに触れてみませんか。

※団体の場合はご予約ください。内容などお気軽にご相談ください。

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博物館工作教室✈

こんにちは。さきいかです🦑

11月5日、博物館工作教室「理科教材であそぼう!~ゴム動力模型飛行機をつくろう~」が開催されました✈

こちらは以前つくった見本の飛行機↓
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組み立てスタート!
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難しいところは教えてもらって組み立てました☺
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試しに飛ばしてみて、
「左に飛んでいったな~。どうすれば真っ直ぐ飛ぶかな~」とか、
「なんですぐ墜落するんだろう」と
みんないろいろ考えながら組み立てていました☺
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完成後、実際に外で飛ばしてみました!
動力となるゴムをみんなでぐるぐる・・・
風向きなども考えて、みんなで並んで一斉に空へ✈
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なんということでしょう✨
ちょうど本物の飛行機が飛んでいるではありませんか✨


どうすれば真っ直ぐ飛ぶのか?
なぜゴムをぐるぐるするだけで飛ぶのか?
重心ってなんだ?・・・
いろんな疑問が出てきたと思います☺
これをきっかけに身近な科学や自然現象に興味を持ってくれたらと感じます☺

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