地域防災リーダーとジオパークガイド

リーダーという言葉を聞くと、嵐の大野智さんが真っ先に思い浮かびます。

こんにちは。たかみーです(・ω・)ノ

2月2日(日)に男鹿市防災リーダー認定講習会が行われ、男鹿半島・大潟ジオパークのガイドも参加しました。

男鹿半島・大潟ジオパークガイドの会では、救急救命の講習を受けなければガイドできないことになっています。

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午前は防災に関する講話と災害図上訓練DIG、午後は救急救命講習と、丸1日みっちり防災と救急救命について学びました。

防災リーダー(地域防災リーダー)とは災害がおこったときに地域で率先して防災活動を実践する人のことをいいます。

ところで、「自助」、「共助」、「公助」という言葉をご存知でしょうか?

「自助」とは、家庭で日頃から災害い備えたり、災害時には事前に避難したりするなど、自分で守ることです。

「共助」とは、地域の災害時に要援護者の避難に協力したり、地域の方々と消火活動を行うなど、周りの人たちと助け合うことです。

「公助」とは、役所や消防・警察による救助活動や支援物資の提供などの公的支援のことをいいます。

災害が発生した直後では、公助よりも自助と共助が重要だと言われています。

実際に阪神淡路大震災では、公助(消防など)で助けられた人よりも、ご近所さん(共助)で助かった人のほうが多かったと言われています。

防災リーダーには、日頃から地域の方々とコミュニケーションを取るなどして、地域に「顔を売っていく」という役目もあります。

また、防災リーダーは住んでいる地域を理解すること、たとえば地震が起こったときに土砂崩れが起きそうな場所や、津波が起きた際にどこに逃げたらいいか、などを知っておく必要があります。

地域の人たちとコミュニケーションを取って、地域を理解する(・ω・)

え、これってジオパークガイドじゃん。

と講話を聞いていて思いました。

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実際に男鹿市の地図を使って、災害が起こったときにどんな被害が出そうか、避難ルートはどこを通ればいいのかなどをグループで話し合いました。

昭和58年に起こった日本海中部地震では地震発生時刻がお昼ころだったのもあり、飲食店の付近や住宅が密集した地域では火災が発生するのでは、との意見もありました。

今回の男鹿市防災リーダー講習会を受けて、災害時に取るべき行動、地域の人たちと助け合うことの大切さなどを学ぶことができました。

災害が起こったときに地域の人たちのお役に立てうようにがんばろうと思う反面・・・やっぱり災害が来ないのが一番だよなと思います。

台風とか気象関係は天気予報とかである程度予測できるけど、地震なんて専門家でもない限りいつ来るかなんてわからないし、いつ来るかわからないものにビクビク怯えて暮らすのは正直しんどい。

でも日頃から災害に備えておけば少しは心強いなぁと心配性のわたしは思います。

 

 

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