こんにちはー たかみーです(・ω・)ノ⛄
1月22日(日)に男鹿半島・大潟ジオパークガイドの会公開講座
「鵜ノ崎海岸・小豆岩のでき方を探る」が開催されました!

講師はガイド養成講座でもおなじみ、秋田地学教育学会の渡部晟氏です。いつもお世話になっております。
今回の講座はガイドさんだけでなく、一般の方からも15名ご参加いただきました!
ガイドの会公開講座は参加費無料・事前申し込み不要、誰でも気軽にふらっとジオのお話が聞ける講座です。
今回は行けなかったけど次回は行ってみたい!という方はぜひ男鹿半島・大潟ジオパークのホームページをちょこちょこチェックしてみてくださいね♪
来てくださった方は、この機会にジオパークにも興味をもってくれたらうれしいです゚+。:.゚ヽ(*´∀`)ノ゚.:。+゚
さて、今回の講座のテーマは「鵜ノ崎海岸・小豆岩のでき方を探る」です。
鵜ノ崎海岸の地層である女川層は薄い板状の泥岩で、約1000万年前に日本海が最も深くなったときに形成されたとされています。
小豆岩のような地層中にできたまんまるな塊をコンクリーションと言いますが、
コンクリーションの中には貝などの化石を含んでいることが多いです。
コンクリーションの成因と化石は関係があるのではないか?というのが今回のお話です。
実際に鵜ノ崎海岸の繭型のコンクリーションからはクジラの化石が見つかっていますが、鵜ノ崎海岸の小豆岩全部に化石があるのかというと実はそうではないんです。
講師の渡部晟氏曰く「コンクリーションのでき方についてはほんの一部がわかっただけでまだまだわからないことだらけ」なんだそうです。

まだまだわからないことだらけの小豆岩さん(写真は化石入り)
小豆岩の全体が観察できる大潮の干潮の時期はもうすぐです。
潮位表をチェックして鵜ノ崎海岸に遊びに来てくださいね☆



▲体験学習ルームで大画面を使って、様々なテーマでじっくり学ぶことができます。50人ほどまで収容可能です。海外から訪れたみなさんには英語バージョンによる動画観覧も可能です。
▲このルームで、様々な体験学習をしながら楽しく学ぶことができます。写真は男鹿半島の幾つかの代表的な岩石に触れながらその岩石ができた数千万年前の地球を考えているところです。
▲センター内の展示物などに合わせて館内を回遊しながら説明員が解説をします。
▲男鹿産の様々な岩石に触れることができるコーナーです。ここでは、男鹿の石焼料理に使う溶結凝灰岩や、地球深くから飛び出してきた一ノ目潟のかんらん岩が人気の的です。一度、重さなど確かめてみてください。
▲学習センターに隣接した提示室では、続日本100名城に選定された戦国時代の「脇本城跡」関連の貴重な出土遺物や資料が展示されています。こちらも人気があります。
▲こちらは「ペットボトルの中に青空を作ってみよう」。青空と夕陽のでき方をみんなで体験学習してみました。
▲ソーラーパネルを使ったエネルギーについて考える教材です。電線をつなぐと楽しいメロディーが鳴り始めましたよ。
▲「えっ!!ふしぎ」 今度は、ソーラーパネルに、光るLEDを近づけたら光がみなさんに話しかけましたよ。音と光について考えてみましょう。
▲海岸で見つけたマイクロプラスチックごみ。みなさんに海の環境についても考えていただきました。
▲海の生態系を通してマイクロプラスチックごみと海洋の環境について考えてみました。




▲こちらは、牛乳パックを使った「分光器」づくりの様子です。ちょっとしたコツがあります。それらを考えながら作っていきます。
▲「おもしろ~い、青色や赤色、緑色などの色が見える!!」完成した「分光器」にライトを当てると、のぞき穴から様々な光が観察できます。
▲「光っておもしろい!!」「青空や夕陽のでき方がわかった!!」光の特長を学んだ後で、「青空をペットボトルに作ってみよう!!」に挑戦しました。
▲「おおっ!!自動運転車が走る」光を利用して黒い線を自動的に走るロボットカー(市販品)を紹介しました。
▲続いて製作したのは、牛乳パックとペットボトルを利用した「自動販売機」。二次元から三次元の世界を創造して、商品がスムーズに出口から出てくるようにいろいろ工夫しながら作っていきます。
▲自動販売機が完成したら、どんな商品を自動販売機に入れるか、それぞれ考えます。みなさん、とってもおもしろい商品を考えついたようです。
