男鹿市ジオパーク学習センターの化石標本をご紹介します!

みなさんこんにちわ~(^O^) Kumiです!

今週、秋田市の千秋公園にお花見に行ってきます~

今年は暖かいので咲く時期が例年より早いですね~

近所の桜の木も満開になっていました~

 

さて、男鹿市学習センターでは、男鹿半島・大潟ジオパークのジオサイトの安田海岸や西黒沢海岸鵜ノ崎海岸などで発見された貝化石などを多数展示しています。IMG_3953[1]

この化石は、おおよそ数十万年前のものです。

【トウキョウホタテガイ】という絶滅種もあります。

花びらのような模様が特徴の【カシパンウニ】もあります。

カシパンという名前は、横から見ると菓子パンのようにふっくらしているということから付いたようですよ

貝

【マルヒナガイ】という、穴が開いた貝殻がありますが、これは【ツメタガイ】に食べられた跡です。

貝が貝を食べるんです(*_*)共食いです(*_*)

この貝は、体験学習の貝殻ストラップに使用されています。

また貝によって暖かい場所に生息するものと寒いところに生息する貝がいますので、当時の環境が想像できます。

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これは、鵜ノ崎海岸で発見された魚の化石です。

約1千万年前のものです。当時は深い海で魚が豊富にいたようです。

最近では、この頁岩にシェールオイルが含まれているとして注目を集めています。

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これは、【珪化木(けいかぼく)】といい、植物の化石です。

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これは、【フナクイムシの生痕化石】です。

西黒沢海岸で発見されました。

フナクイムシが木材を食べながら進み、その跡に砂が入り込んだ跡です。

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こちらは、安田海岸で発見された【シジミガイ】の印象化石です。

シジミは淡水と海水が合わさった汽水域に生息します。

当時の環境が想像できますね。

 

今回は学習センターに展示している化石標本の一部を紹介しました。

ジオパーク学習センターで化石を見ながら大昔にタイムスリップした気分で、当時の環境を思い浮かべてください\(^o^)/

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