ジオパーク学習センターを活用した新しい学校教育(社会に開かれた学校教育)の動き

男鹿市ジオパーク学習センターのジオ太郎です。!(^^)!

春が近づいてきたかなと思ったら急に寒くなり雪が積もったりして、みなさん体調管理にはお気をつけください。

▲こちらはジオパーク学習センターで「地域の宝」としてジオサイトの1つを調査・探究する生徒の方々。その膨大な資料を持ち帰り、その後、情報をコンパクトにまとめた案内書を作成し、野外イベントで発表、訪れた観光客のみなさんにそのチラシを手渡しました。ジオパーク学習センターを活用した似たような学習活動例は他の学校でもみられました。

■ジオパーク学習センターでは、様々な教育目的を支援するため、主体的・対話的で深い学びを意識した教育支援を行っています。教育目的に合わせいろいろな手作り教材を用意しているのもその1つです。

▲こちらは、ジオパーク学習センターで、理科の学習で子どもたちに人気のある体験学習「岩石標本観察」の様子です。堆積岩や火成岩について学ぶことができます。

▲こちらも子どもたちに人気のある迫力のある「火山噴火実験」の様子です。わくわくしながら観察する子どもたちの目はキラキラしています。

▲こちらは、地震の際の体験学習「液状化現象実験」の様子です。地震のメカニズムや防災について考えます。

※ジオパーク学習センターでは、様々な体験学習や実験教材を用意しています。学校教育や生涯学習など団体の場合は、ご予約ください。スケジュールや内容などお気軽にご相談ください。

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案内ボランティア活動報告☺

こんにちは。さきいかです☺

先日、東京から石坂仁さん(青山トーゴ)さんがいらっしゃいました!
石坂さんは共同通信社で仕事をしているかたわら、青山トーゴとして小説を書かれています。

今回は「八郎潟干拓の時代に生きた人々を取り上げた小説を書きたい」ということで、案内ボランティアガイドの依頼がありました。

ここからは青山さんと呼ばせていただきます。
秋田県出身の青山さん。
なんと大潟村が誕生した年に生まれたそうで、村と同い年( ´▽`)

以前、大潟村を自転車で回ろうとしてあまりの広さにびっくりしたと話されていました( ´▽`)

干拓前の人々の暮らしや周辺地域の様子、周辺から入植した人たちの話を聞きたいとのご要望で、どんなことを聞かれても対応できるように、周辺町村から入植した案内ボランティアと干拓について詳しい案内ボランティアの3人体制でご案内しました☺

水に浸かった稲を刈り取り船に積んで収穫していたことや、
夕方になると琴丘町(現・三種町)鹿渡にあった北部干拓建設事務所で働いていた人たちがぞろぞろと駅まで行列をつくっていたことなど、周辺町村から入植した案内ボランティアならではの話をしていました。

さらに詳しく・・・ということで着席して。

当時の食事、入植時の資金調達などデリケートな部分も質問されていました。
さすが報道記者さんですね!

シラウオは高級魚で食べられなかったこと、イサジャ(あみ)はよく食べていて、イサジャおいしいですよね~など盛り上がっていました(*´艸`)

どのような小説ができるか楽しみですね♪

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ぴかぴかの1年生ヽ(*´∀`)ノ 新規認定ガイド6名が仲間入り🍀

こんにちはー たかみーです(・ω・)ノ🌹

2月22日に新規認定ガイドの認定証授与式を行い、

新たにガイドの会に6名のガイドさんが誕生しました゚+。:.゚ヽ(*´∀`)ノ゚.:。+゚

(※1名都合により欠席、前段右端はガイドの会の澤木会長、左端は大潟村案内ボランティアの会の石原会長です)

男鹿半島・大潟ジオパーク推進協議会会長の菅原市長から認定証とガイドユニフォームをもらうガイドさん。

先輩ガイドの澤木会長と石原会長からは、激励のメッセージをいただきました。

新ガイドさんを代表して、ジオガイドとしての意気込みを語っていただきました。

まだ詳しいことは言えないけれど、なにやらおもしろいことを計画してそうです…!

新しいガイドさんの活躍にこうご期待ですね+.d(・∀・*)♪゚+.゚

6月から始まった養成講座では、

男鹿半島の成り立ちや地学・地質のお勉強、模擬ガイドのほか救急救命講習まで、

ガイドに必須な知識をたくさん学びました。

これからは養成講座を通じて男鹿市と大潟村の魅力に肩までどっぷりつかった経験を活かして、

今度はガイドさんとなって男鹿半島・大潟ジオパークの魅力を全人類に発信していただきます。

新規認定ガイドの6名のみなさん、勇気を出して養成講座に申し込んでくれてありがとうございます。

いっしょに男鹿半島と大潟村を盛り上げていきましょう*。☆ヾ(´∀`)(´∀`)ノ☆。*゚

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「世界に1つだけのかるた!!」と歓声が・・男鹿の大地と昔話が学べる楽しい「かるた」づくりを開催しました。

男鹿市ジオパーク学習センターのジオ太郎です。!(^^)!

先週、来館された団体の皆さんの中に、「男鹿地震(昭和14年)の年に生まれた」と話される方もおり、いろいろ教えていただきました。ありがとうございます。

▲「読み札」に合わせて、それぞれ「絵札」を描いているところです。

▲いろいろ楽しく話し合いながらジオサイトのイメージを膨らませて「絵札」を作っていきます。

▲保護者のみなさんも男鹿の昔話をテーマに「絵札」を描いています。

ジオパーク学習センターでは、今年5月にもジオパーク学習センターを会場に、若美公民館とコラボした楽しいイベントを準備しています。ご期待くださいね!!

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東岸堤防について

こんにちは。さきいかです☺

八郎潟干拓は昭和32年に国営事業としてスタートし、昭和34年に堤防が造られましたが、それ以前に県営事業として東岸堤防が造られていました。

八郎潟干拓が行われた理由の一つとして、八郎潟周辺の水害対策があります。
潟の風向は、主に冬から春は北西、夏から秋は南西・南南西(台風の影響)で、潟の周辺は水害の被害が多くありました。
寒風山おろしの影響で5~10メートルの大きさの氷塊が湖岸周辺に流れ込み、家屋や漁具などが壊されたそうです☹

そこで、八郎潟町三倉鼻~昭和町(現・潟上市)野村地先までの湖岸全長約15㎞の堤防工事が検討されました。

博物館には、昭和22年7月に起きた大水害の八郎潟周辺の写真が残されています。
昭和町(現・潟上市)での写真↓

場踏川付近の氾濫の様子↓

この他にも飯田川町(現・潟上市)の冠水の様子なども残されていました。

この水害では秋田県全体で死者・行方不明者32名、住宅全壊・流出468世帯、床上・床下浸水45,572世帯、田畑の流出・冠水67,000haなどの被害があったそうです。

このような状況が何度もおこったため、昭和26年県営事業として着工されました。
しかし国営干拓事業がスタートし組み込まれる形となり、三倉鼻~馬場目川の間の約6㎞の工事で終了となりました。

こちらは昭和28年測図の八郎潟と東岸側の地図です↓

矢印から矢印までの間の実線部分が工事した場所になります。

この東岸堤防は池田知事の時に行われた工事でしたが、その後知事になった小畑氏や天王町長などを務めた二田氏の「八郎潟周辺の水害をなんとかしたい」という気持ちが八郎潟干拓への大きな原動力となったように思います。

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2月17日(土)、男鹿の大地と昔話が学べる、楽しい「かるた」づくりの内容

男鹿市ジオパーク学習センターのジオ太郎です。!(^^)!

少しづつ暖かくなってきたこともあってか、ジオパーク学習センターに来館する方も増えてきました。先週は、90歳の方も来館し、たくさんの元気をいただきました。

かるたには、「読み札」と「絵札」があります。男鹿半島の特徴的な大地や昔話を学びながら、みんなで楽しく「かるた」を作ってみましょう。男鹿半島の様々な大地からは、地球のダイナミックな動きが見えてきますし、男鹿の昔話からは当時の人々の思いや歴史が伝わってきます。

※ジオパーク学習センターでは、ジオパーク学習センターを会場に、様々な団体などとコラボしてジオパークを生かしたいろいろな体験学習イベントを企画しています。

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インドからお客様がいらっしゃいました!

こんにちは。さきいかです☺

先日、干拓博物館にインドからお客様がいらっしゃいました。
というのも、JICE(ジャイカ)の取り組みの一環で食品加工や安全管理に関する研修を行うために来日されました☺

米の生産が中国に次いで第2位のインドですが、生産量と比較して加工食品として活用される割合は非常に小さいのだとか。 インディカ米は収穫した3割が途中で割れてしまい、米の加工はスナック菓子がメインだそうです。

大潟村では米粉からパスタやパンに大変身。
どのように行われているのか、米の生産・加工を学ぶためにさまざまな場所で研修を行いました。
干拓博物館では大潟村の成り立ちや、干拓によってできた田園について見学していただきました☺

排水の仕組みも気になるご様子。

みなさんとても熱心に質問をされていましたよ☺

干拓博物館にはちらほら海外の方がいらっしゃいます。
が、海外の方向けの表記や説明が少ないのが難点・・・
たくさんの方に大潟村の成り立ちや魅力を知ってもらえるような展示を心がけたいと思いました☺

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2月に男鹿半島の大地と昔話が学べる、楽しい「かるたづくり」を行います

男鹿市ジオパーク学習センターのジオ太郎です。!(^^)!

※当日は完成後、時間があればみんなで楽しく「かるた大会」をします。

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世界湿地の日2024

こんにちは。さきいかです☺

今日は5日ですが・・・
毎年、2月2日は「世界湿地の日」。
1971年2月2日に、湿地の保全に関するラムサール条約が採択されたことを記念して定められました。
ラムサール条約の正式名称は「特に水鳥の生息地として国際的に重要な湿地に関する条約」。
世界中の人々に湿地への関心を持ってもらい、その大切さを知ってもらうことを目的としています。

今年のテーマは『湿地と人が織りなす暮らし 慈しみ、育み、支える』

湿地は、じめじめしていて役に立たないと考えられやすいため、開発が進み、世界中の湿地が減少しているようです。また、廃棄物の場になりやすく、プラスチック汚染が問題となっています。

“湿地”と一言で言っても、湖沼、河川、水田、ため池、サンゴ礁など様々なタイプがあります。
大潟村には水田が広がり、調整池や流入する複数の河川、承水路、排水路など干拓地特有の環境が広がっています。
また、農家さん達は減農薬・減化学肥料、有機栽培など環境に配慮した農業を行っています。
いつまでも野鳥たちにとって心地よい環境であるようにこれからも大切にしていかなければなりませんね☺

ラムサール条約を詳しく知りたい方はこちらから↓
https://www.env.go.jp/nature/ramsar/conv/

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体験型予約サイト「アソビュー!」で冬の寒風山トレッキング体験が販売中です!

1月31日(水)に「冬の寒風山トレッキング体験&季節の特選ランチプラン」の様子が

夕方のニュース番組で放送されました!

秋田県だけでの放送でしたが、県民のみなさま見てくれましたか?

うっかり違うチャンネル見てたという方は

2月1日の秋田魁新報にかっこいい写真つきで掲載されています。

ぜひ読んでみてくださいね。

テレビもねぇ新聞もねぇという方はこちらからご予約ください→https://www.asoview.com/item/activity/pln3000041832/

寒い風の山って名前なのに冬はほんわかあったかい風が吹く不思議なお山寒風山。

冬の寒風山は不思議な魅力がいっぱいですのでぜひいらしてくださいね⛄

ほんわかトレッキングが終わったあとは船川の居酒屋秀さんで特選ランチです。

冬の男鹿半島・大潟ジオパークぜひ楽しんでくださいね☃

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