第三回ぶらりジオの旅 ~寒風山編Part1~

みなさんこんにちは、コンバインイクタです????
第三回ぶらジオは干拓博物館からやや南西、寒風山に登ってきました!
寒風山周辺は見所&ジオサイトが多いので3回に分けて紹介していきたいと思います♪

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IMG_3830????まずは石碑と男鹿方面から
寒風山が火山だということはこの男鹿半島・大潟ジオパークでの普及活動で知られていることかと思います。私自身も小学校時代、理科の授業で習ったことを記憶しています(確か・・・)
2枚目右側の少し浅めの開けた場所が第一火口、右に比べて深くなっている左側が第二火口です。写真では見切れていますがこの更に左に妻恋峠火口があります。
ここが噴火したら・・・と思うとめちゃくちゃ怖いですね????

ちなみに、1810年(文化7年)寒風山で噴火したという記録が残されていたという話があります。こちらの真偽は本ジオパークのアドバイザーである林信太郎先生が論文を書かれていて、当時男鹿に滞在していた菅江真澄の日記に記録がないことから虚偽の記録である、とされています。
同時期に男鹿で地震が起こりましたが、そちらの被害報告や前述の菅江真澄の日記、また被災者の証言でも噴火のことは一切書かれておらず、寒風山の噴火被害というのは藩主・佐竹義和から江戸幕府に送られたものだけに書かれていました。
そのことから、1810年の噴火活動は創作だと林先生の論文には書かれています。

ただ、地震は本当に起こったことであり、寒風山にもその地震塚として供養碑等が並んでいます。地震以外にも飢饉の慰霊碑もあります。今回は時間の都合上写真を撮ることは叶いませんでしたが、これらを忘れないために一度足を運んでみるのはいかがでしょうか?

 

IMG_3824????続いて反対側では、男鹿市払戸方面と大潟村を望むことができます。
今の時期、田んぼは田植えの準備に取りかかっていて、代掻き(田起こしが完了した田んぼに水を張って、土をさらに細かく砕き、丁寧にかき混ぜて、土の表面を平らにする作業)をしています。
そのため、田んぼに張られた水に空が綺麗に反射していますね????

 

IMG_3847????見上げると、パラグライダーが数基飛んでいるのが見えました????
寒風山はなだらかな、いわゆる芝生山のためパラグライダーが盛んです。今はやってもいいのかわかりませんが、イクタが幼少のみぎりは段ボールをそり代わりにそのなだらかな坂を滑り降りたこともあります????

 

寒風山のパラグライダーといえば、先日こんなニュースがありました。
大潟村の72歳、パラグライダーで山脈越え太平洋岸へ
秋田の新聞・秋田魁新報に掲載されたものです。大潟村に住んでおり、日本パラグライダー協会の会長、また寒風山パラグライダー教室の校長を務める小野寺さんが正反対の太平洋側・岩手県久慈市まで飛行したというニュースです。
生身で高度数千メートルまで上がるってすごくないですか!?????
私の場合、飛行機ですら苦手でめったに乗ることはないのに、
生身かつパラグライダーという自分で操作しなければ墜落してしまうもので反対側まで・・・さすがですね✨

そんなわけで、寒風山編Part1でした。次回は回転展望台の中に入っていきます!

 

へば、まんず????

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