防災の意識はいつも!

みなさんこんにちは(・ω・)ノ たかみーです。

 

5月26日で日本海中部地震から35年がたちました。
1983年5月26日午前11時59分、能代沖を震源に起こった、マグニチュード7.7の大きな地震です。
日本海で発生した地震では、当時の最大級であったといわれます。

 

男鹿半島・大潟ジオパークのジオサイトである加茂青砂海岸では、
遠足に来ていた旧合川南小学校(北秋田市)の児童13名が津波の犠牲となりました。
男鹿水族館GAOには、津波の犠牲になったスイス人女性の慰霊碑があります。
GAOに行ったときに見たことがある方もいるかと思います。

 

秋田県では日本海中部地震での教訓を生かそうと、
毎年5月26日を県民防災の日と定めています。
幼稚園のときも、小学校でも、中学校でも、高校でも
毎年5月26日に避難訓練をやったのを覚えています。
災害に対する備えは大事です。
…大事なんです。大事なのはわかるけど、一体何をしたらいいのやら(・ω・)?
と思っている方に読んでほしい本があります。

(ていうか日本に住んでる人全員に読んでほしい)

 

地震イツモノート です!

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『地震イツモノート』は阪神・淡路大震災の被災者の声をあつめた本です。
あの時、現地にいた方々が「どんなことを感じたのか」「何が必要だったのか」を知ることが一番の備えになる。
そんな「キモチ」の防災マニュアルとして2007年に出版されました。
震災に直面した時、防災袋やヘルメットよりも、隣人との毎日のあいさつが一番の防災になる。
手ぬぐいの使い方を知っていることの方が、防災グッズよりずっと役に立つ。
防災は「モシモ」のためではなく「イツモ」のなかにある。
※ホームページより抜粋 地震イツモのホームページはこちら (本の一部を見ることができます)

 

ジオパーク学習センターでいつでも読むことができます。(貸出はしておりません)
阪神淡路大震災では、救助隊が救った命よりも市民が救った命のほうが多かった、という報告があるんだそうです。

崩れた家の下敷きになってたところをお隣さんが助けてくれた。

名前は知らないけど顔見知りの人が服を貸してくれた。

一人暮らしのおじいちゃんいるけど大丈夫かな?困ってることはないかな?

などなど、日ごろからのご近所づきあいが災害のときに役に立ったのです。

反対にご近所づきあいのないところは、

住民が団結できずに離散してしまうこともあったそうです。

 

困ったときはお互い様といいますが、

いざというときに助け合えるように、災害時にも冷静で、

思いやりの心を忘れないでいたいなあと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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