「まるごと体験!秋田のジオパーク」が行われました!

 先週の土曜日、1月25日に「まるごと体験!秋田のジオパーク」が秋田市のアルヴェで行われました!

県内3地域のジオパーク(ゆざわジオパーク、八峰白神ジオパーク、男鹿半島・大潟ジオパーク)や宮城県栗駒山麓地域や秋田大学などジオパーク活動を行っている団体が参加しました。

各地区で体験コーナーや展示を通じてジオパークを紹介したのですが、男鹿半島では・大潟ジオパークでは、見どころとなるジオサイトのパネル紹介や地域の特徴的な岩石を、見て触って感じることのできるコーナーを設置と

 

地元で活躍している「アトリエすみよし」さんによる、男鹿の海辺で拾った貝殻のストラップ作りも行いした。

 

ジオパークに多くの家族連れやジオファンが訪れて興味関心を持ってきていただき、出展者も参加者も楽しめたイベントでした。これからもより楽しんでジオパークを知ってもらえるような展示や工夫をしていきたいと思います。

dai

 

独自で企画の勉強会!?ジオガイドステップアップ講座!

皆さまこんにちは!

最近食欲がすごく、お腹が地層みたくなっている、どうもkouです。

今日はジオガイド養成講座(上級)修了生の努力熱意を伝えたいと思います!

先日の1月18日()に行われたステップアップ講座なのですが、

修了生同士もっと知識を深めたいから勉強会ひらこう!!

ってことで独自に企画し開催されたものです!

講師は、受講生の中からあらかじめ2名を選び、オリジナル資料を持ってきて、それを元に講義を行うというものでした。

会場である船越公民館は、黒板もあって、学生の頃を思い出しながらノートをとったりと懐かしい感覚で勉強しました。

分からない事は、分かるまで話し合い、知識定着に向けた熱意

それをビシビシ感じ、私ももっともっと勉強しなくては!と刺激を受けました。

皆さまお疲れ様でした(^_^)

Category : お知らせ

神事 柴灯祭

あけましておめでとうございます!

大晦日は某局の歌番組を満喫できたdaiです。本年もよろしくお願いいたします。

 

東北地方では冬の時期、降り積もる雪を溶かすような熱気に満ちた様々な祭りが開催されます。男鹿半島では2月にみちのく5大雪まつりの1つでもあるなまはげ柴灯まつりが行われます。このイベントは大晦日の男鹿の民俗行事「ナマハゲ」と、真山神社の神事「柴灯祭(せどまつり)」が組み合わさった幻想的かつ勇壮な冬祭りです。

 

 

「なまはげ柴灯まつり」と言えば、松明をもったなまはげが山から下りてくる「なまはげ下山」が印象的ですが、参加するたびに疑問に疑問に思っていたことがありました。なぜなまはげは山から下りてくるのか?なぜ餅を参加者に配るのか?

その答えを探すために、今年の3日に行われた真山神社の神事「柴灯祭」の見学に行ってまいりました!

 

 

 

真山神社がある真山から門前にかけてはかつて修験で栄えた場所でした。「柴灯(せど)」はその修験の儀礼である「柴灯(さいとう)」が由来と考えられます。

「柴灯祭」についての起源については真山神社宮司の武内氏の『系図傳』に、長治年間(1104~1106)が始まりとあり、近世中期の『六郡祭事記』には「正月3日の晩、柴灯堂で3升のもち米で作った丸餅を焼き、太鼓ホラ貝笛が鳴り響くなか、窓の外へ投げると山の神鬼がこれを持ち去る」ということが記されています。

堂内で焚かれていた柴灯火は現在境内で焚かれ、山の神鬼は「なまはげ」となっていますが、行事は古式通り1月3日に行われていて、柴灯で焼いた真っ黒な餅を捧げて五穀豊穣・海上安全・悪疫退散などを祈る祭となっています。

 

 それでは実際の神事の流れを見てみましょう!

境内にはその日切り出された護摩木(松の木)で柴灯火が炊きあげられます。

 

夕刻、真山地区の氏子が拝殿に集まり宮司の祝詞の奏上が行われます。

 

お餅が氏子により柴灯火のもとへ運ばれ焼かれます。

 

招福の豆まきが終わると境内にホラ貝の音が響き渡ります。

 

なまはげが山からおりてきて、柴灯火の回りを3周します。

 

宮司から護摩餅を受け取り山へ帰っていきます。

 

その後、なまはげが持っていった餅を切って御護符として氏子や見学者に渡します。

 

このようにして行われる神事が現在行われている「なまはげ柴灯まつり」の元となっています。

なまはげが山から下りてくるのは、山の神にささげられた餅を取りに来るためで、

餅が配られるのは、神にささげられる縁起の良い餅のお裾分けであったからです。

 

今年のなまはげ柴灯まつりまであと1カ月を切りました。今年はぜひまつり会場でなまはげから餅をもらって男鹿の伝統を感じていただければと思います。お正月にしか帰省できない方は来年のお正月に初詣と柴灯祭の見学なんていかがでしょうか?

 

 

関連リンク

男鹿市観光情報ブログ あけましておめでとうございます。(真山地区の大晦日と柴灯祭の様子が掲載されています。)

Category : ブログ 日記