こんにちは。さきいかです☺
ただいま博物館では芸文祭を開催しております✐
絵画・俳句・書・小中学校の作品など力作が勢揃いしております✨
ぜひ芸術に触れてみてください☺
※28日までの開催です!
※ブログでの写真掲載にあたり、一部お名前を消させていただいております。
こんにちは。さきいかです☺
ただいま博物館では芸文祭を開催しております✐
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※28日までの開催です!
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男鹿市ジオパーク学習センターのジオ太郎です。!(^^)!
春間近、来館者から男鹿半島の春の植物について聞かれることも増えてきました。
さて、ジオパーク学習センターで「地球の環境」について学ぶ学校もあります。ジオパーク学習センターでは、地球の環境について学べるよう、教材を用意し、体験型の学習支援をしています。中でも「海洋の環境」についての学習センターの取組みについては、テレビやラジオでも紹介されました。今回はそれらの活動の一部を紹介します。
▲男鹿半島の海岸で見つけたプラスチックやマイクロプラスチックで、「海洋の環境」を考えるジオパーク学習センターのコーナーの一部です。生涯学習で学ぶ団体のみなさんもおります。
▲こちらは、「海洋が温暖化」したらどう海が変化するのかを実験で観察している様子です。
▲こちらは「海洋が酸性化」したら海の生物にどのような影響があるのかを実験で観察している様子です。
▲こちらはジオパーク学習センターの「ジオパーク冬休みわくわく教室」で、子どもたちが地球にやさしいエネルギーをテーマに工作しているところです。
▲こちらはジオパーク学習センターに展示している手作り教材です。地球の大地のダイナミズムを通して日本のおいしいお米づくりを学ぶことができます。
▲こちらは、館内にある寒風山の「半自然草原とそこに生息する多様な植物」を紹介しているコーナーです。男鹿半島の植物を楽しみたい方はこのコーナーで予習してから現地に出かけてはいかがでしょう。
※ジオパーク学習センターでは合わせてSDGsも学ぶこともできます。団体の場合はご予約くださいね。
こんにちは。さきいかです☺
今日は3月11日。東日本大震災が発生してから13年が経過しました。
今日は地震の話に関連して、昭和39年と昭和43年に発生した地震による八郎潟堤防の被害についてです。
八郎潟干拓が本格的に工事に着手したのは昭和34年。
堤防の建設や排水機場などの基幹施設の建設が行われ、昭和39年、約5.500haの陸地が顔を出し、干陸式を行うその年に!大潟村誕生だ~と喜んだであろうその年に!
3回の地震が起きました。
①青森県西方沖地震(男鹿半島沖地震) 1964年(昭和39年)5月7日
マグニチュード6.9
正面堤防:沈下・液状化
西部承水路:堤防沈下・亀裂破損
南部排水機場:護岸崩壊(施設への影響はなし) など
↑西部承水路の堤防沈下写真
赤い線がもともと堤防があった場所。沈下具合が分かりますね。
↑南部排水機場吸水層のり面崩壊写真
②新潟地震 1964年(昭和39年)6月16日
マグニチュード7.5
西部承水路宮沢地先:所々沈下
津波による海水の逆流を避けるため、水門を閉じたところ標高1.2mのゲートを越えて海水が調整池内に流入
③男鹿半島沖地震 1964年(昭和39年)12月11日
マグニチュード6.3
西部承水路:約1kmが20㎝沈下
④十勝沖地震 1968年(昭和43年)5月16日
マグニチュード7.9
周辺干拓堤防:1~1.5m沈下
正面堤防・周辺干拓堤防:堤防周辺の液状化
各排水機場:護岸の沈下、ポンプ運転不能 など
日本は世界で有数の地震国。
いつどこで起こるか分からないから怖いですよね(‘_’)
だからこそ地震を正しく理解して、地震に対応できる知恵を身につけることが必要です!
そこで地震の仕組みを分かりやすく教えてくれるのが「ジオパーク学習センター」✐
ぜひ行ってみてね☺
男鹿市ジオパーク学習センターのジオ太郎です。!(^^)!
ここ数年、ジオパーク学習センターで「防災学習」をする学校や生涯学習の団体が目立つようになりました。ジオパーク学習センターでは来館する各種団体向けに体験学習を含めて地震や火山噴火、気候変動などを学び防災を考える活動を行っています。今回はその一部を紹介します。
▲こちらは、ジオパーク学習センターで行っている学校教育向けの画像による「防災学習」です。地震や火山噴火、水害などの災害についてその原因や対応策など学ぶことができます。
▲ジオパーク学習センターでは男鹿半島の過去の地震などについて解説した展示物でも学ぶことができます。
▲こちらは地震の原因となる「断層」の動きについて学ぶ手作りの教材です。
▲こちらは生涯学習で地震の際の「液状化現象実験」をしているところです。体験学習を通して学ぶことができます。
▲こちらはスイーツを使った地盤の固さと地震の揺れを考える実験です。子どもたちに人気です。
▲こちらは「火山噴火実験」の一例です。溶岩の流れなどが観察できます。
※このほかにも教材がいろいろあります。団体の目的や滞在時間に合わせて組み合わせています。団体の場合はご予約ください。内容などお気軽にご相談ください。
■ジオパーク学習センターからのお知らせ
3月16日(土)の開館時間の変更について 3月16日(土)8時30分~9時30分まで発電設備作業により若美庁舎が停電となるため、当日のジオパーク学習センターの開館時間は9時30分となります。
こんにちは。さきいかです☺
「第45回 芸文祭 ~昇竜の志 新たに~」の展示部門作品を集めた展示を干拓博物館で開催します!
村内の芸術・文化団体による絵画・俳句・書などの作品展です。
ぜひ干拓博物館へお越しください☺
期間:3月8日(金)~3月28日(木) 9時~16時30分
※最終入館16時
※毎週火曜休館日
男鹿市ジオパーク学習センターのジオ太郎です。!(^^)!
春が近づいてきたかなと思ったら急に寒くなり雪が積もったりして、みなさん体調管理にはお気をつけください。
今回は、ジオパーク学習センターを活用した新しい学校教育の動きなどをご紹介します。ジオパーク学習センターにはたくさんの学校が授業の一環で来館します。その教育目的は理科や社会、総合的な学習、防災学習、環境学習など様々です。その中で数年前から、新しい教育目的として「社会に開かれた学校教育」の動きがでてきています。ジオパーク学習センターなどを活用し、未来の創り手となるために子どもたちが主体的に地域について調査・探究し、中には社会活動も行う動きです。
▲こちらはジオパーク学習センターで「地域の宝」としてジオサイトの1つを調査・探究する生徒の方々。その膨大な資料を持ち帰り、その後、情報をコンパクトにまとめた案内書を作成し、野外イベントで発表、訪れた観光客のみなさんにそのチラシを手渡しました。ジオパーク学習センターを活用した似たような学習活動例は他の学校でもみられました。
■ジオパーク学習センターでは、様々な教育目的を支援するため、主体的・対話的で深い学びを意識した教育支援を行っています。教育目的に合わせいろいろな手作り教材を用意しているのもその1つです。
▲こちらは、ジオパーク学習センターで、理科の学習で子どもたちに人気のある体験学習「岩石標本観察」の様子です。堆積岩や火成岩について学ぶことができます。
▲こちらも子どもたちに人気のある迫力のある「火山噴火実験」の様子です。わくわくしながら観察する子どもたちの目はキラキラしています。
▲こちらは、地震の際の体験学習「液状化現象実験」の様子です。地震のメカニズムや防災について考えます。
※ジオパーク学習センターでは、様々な体験学習や実験教材を用意しています。学校教育や生涯学習など団体の場合は、ご予約ください。スケジュールや内容などお気軽にご相談ください。
こんにちは。さきいかです☺
先日、東京から石坂仁さん(青山トーゴ)さんがいらっしゃいました!
石坂さんは共同通信社で仕事をしているかたわら、青山トーゴとして小説を書かれています。
今回は「八郎潟干拓の時代に生きた人々を取り上げた小説を書きたい」ということで、案内ボランティアガイドの依頼がありました。
ここからは青山さんと呼ばせていただきます。
秋田県出身の青山さん。
なんと大潟村が誕生した年に生まれたそうで、村と同い年( ´▽`)
以前、大潟村を自転車で回ろうとしてあまりの広さにびっくりしたと話されていました( ´▽`)
干拓前の人々の暮らしや周辺地域の様子、周辺から入植した人たちの話を聞きたいとのご要望で、どんなことを聞かれても対応できるように、周辺町村から入植した案内ボランティアと干拓について詳しい案内ボランティアの3人体制でご案内しました☺
水に浸かった稲を刈り取り船に積んで収穫していたことや、
夕方になると琴丘町(現・三種町)鹿渡にあった北部干拓建設事務所で働いていた人たちがぞろぞろと駅まで行列をつくっていたことなど、周辺町村から入植した案内ボランティアならではの話をしていました。
さらに詳しく・・・ということで着席して。
当時の食事、入植時の資金調達などデリケートな部分も質問されていました。
さすが報道記者さんですね!
シラウオは高級魚で食べられなかったこと、イサジャ(あみ)はよく食べていて、イサジャおいしいですよね~など盛り上がっていました(*´艸`)
どのような小説ができるか楽しみですね♪
こんにちはー たかみーです(・ω・)ノ🌹
2月22日に新規認定ガイドの認定証授与式を行い、
新たにガイドの会に6名のガイドさんが誕生しました゚+。:.゚ヽ(*´∀`)ノ゚.:。+゚
(※1名都合により欠席、前段右端はガイドの会の澤木会長、左端は大潟村案内ボランティアの会の石原会長です)
男鹿半島・大潟ジオパーク推進協議会会長の菅原市長から認定証とガイドユニフォームをもらうガイドさん。
先輩ガイドの澤木会長と石原会長からは、激励のメッセージをいただきました。
新ガイドさんを代表して、ジオガイドとしての意気込みを語っていただきました。
まだ詳しいことは言えないけれど、なにやらおもしろいことを計画してそうです…!
新しいガイドさんの活躍にこうご期待ですね+.d(・∀・*)♪゚+.゚
6月から始まった養成講座では、
男鹿半島の成り立ちや地学・地質のお勉強、模擬ガイドのほか救急救命講習まで、
ガイドに必須な知識をたくさん学びました。
これからは養成講座を通じて男鹿市と大潟村の魅力に肩までどっぷりつかった経験を活かして、
今度はガイドさんとなって男鹿半島・大潟ジオパークの魅力を全人類に発信していただきます。
新規認定ガイドの6名のみなさん、勇気を出して養成講座に申し込んでくれてありがとうございます。
いっしょに男鹿半島と大潟村を盛り上げていきましょう*。☆ヾ(´∀`)(´∀`)ノ☆。*゚
男鹿市ジオパーク学習センターのジオ太郎です。!(^^)!
先週、来館された団体の皆さんの中に、「男鹿地震(昭和14年)の年に生まれた」と話される方もおり、いろいろ教えていただきました。ありがとうございます。
さて、2月17日(土)にジオパーク学習センターを会場に、若美公民館とコラボして、男鹿の大地と昔話が学べる楽しい「かるた」づくりが開催されました。子どもたちと保護者がいっしょに男鹿半島の「かるた」を作りました。
▲「読み札」に合わせて、それぞれ「絵札」を描いているところです。
▲いろいろ楽しく話し合いながらジオサイトのイメージを膨らませて「絵札」を作っていきます。
▲保護者のみなさんも男鹿の昔話をテーマに「絵札」を描いています。
完成すると子どもたちは「世界で1つしかないかるただ!!」と歓声を上げました。
ジオパーク学習センターでは、今年5月にもジオパーク学習センターを会場に、若美公民館とコラボした楽しいイベントを準備しています。ご期待くださいね!!
こんにちは。さきいかです☺
八郎潟干拓は昭和32年に国営事業としてスタートし、昭和34年に堤防が造られましたが、それ以前に県営事業として東岸堤防が造られていました。
八郎潟干拓が行われた理由の一つとして、八郎潟周辺の水害対策があります。
潟の風向は、主に冬から春は北西、夏から秋は南西・南南西(台風の影響)で、潟の周辺は水害の被害が多くありました。
寒風山おろしの影響で5~10メートルの大きさの氷塊が湖岸周辺に流れ込み、家屋や漁具などが壊されたそうです☹
そこで、八郎潟町三倉鼻~昭和町(現・潟上市)野村地先までの湖岸全長約15㎞の堤防工事が検討されました。
博物館には、昭和22年7月に起きた大水害の八郎潟周辺の写真が残されています。
昭和町(現・潟上市)での写真↓
場踏川付近の氾濫の様子↓
この他にも飯田川町(現・潟上市)の冠水の様子なども残されていました。
この水害では秋田県全体で死者・行方不明者32名、住宅全壊・流出468世帯、床上・床下浸水45,572世帯、田畑の流出・冠水67,000haなどの被害があったそうです。
このような状況が何度もおこったため、昭和26年県営事業として着工されました。
しかし国営干拓事業がスタートし組み込まれる形となり、三倉鼻~馬場目川の間の約6㎞の工事で終了となりました。
こちらは昭和28年測図の八郎潟と東岸側の地図です↓
矢印から矢印までの間の実線部分が工事した場所になります。
この東岸堤防は池田知事の時に行われた工事でしたが、その後知事になった小畑氏や天王町長などを務めた二田氏の「八郎潟周辺の水害をなんとかしたい」という気持ちが八郎潟干拓への大きな原動力となったように思います。