冬鳥観察会が開催されました!

こんにちは。さきいかです。

11月26日(日)に冬鳥観察会&博物館工作教室「月齢早見盤をつくろう!」が開催されました☺

今日は冬鳥観察会のご報告です☺

まず博物館内で、大潟村にはどういう野鳥が飛んできているのか、その野鳥たちはどこから来るのか、鳥インフルエンザなどの感染症について教えてもらいました。

教えてくれたのは
呉地 正行(くれち まさゆき)さん。長年、渡り鳥とその生息地の保護・保全・復元活動や環境整備などの活動をされている方です。大潟村応援大使でもあります。

小泉 伸夫(こいずみ のぶお)さん。元農研機構主任研究員。ウイルス学や疫学を専門とし、現在は獣医師として活動をされている方です。

村の約7割が田畑で餌となるものが豊富にあること、ガンの種類によっては約4000㎞かけて日本に飛んでくること、ワンヘルスの考え(人の健康、動物の健康、環境の健康それぞれが密接につながっているという考え)をわかりやすく教えていただきました。

私たちバードウォッチャーがウイルスを運んでしまわないように、野鳥観察をした場所から別の場所に移動する際は、バスに乗る前にしっかり靴底を消毒しました。※写真は博物館で撮影

「大潟の自然を愛する会」メンバーの捜索によりハクガン発見です!

左側にはシジュウカラガンもいました☺

餌を食べていたり、休んでいたりとどんな風に過ごしているかよくわかる~( ´▽`)

参加者の皆さん大興奮☺じっくり観察していました。

ガン類だけでも5種類、その他にもカワアイサというカモ類や近い将来絶滅の危険が高いチュウヒ(絶滅危惧IB類)、コハクチョウ・オオハクチョウなどたくさんの野鳥がいました!

ハクガンとシジュウカラガンは一時期日本から姿を消したガンです。たくさんの方がガン復活のために調査・研究を行い現在大潟村でも見られるようになりました。
「壊すのは簡単だけど、取り戻すのは大変」と呉地さん。
「珍しい鳥が当たり前に見られるのが大潟村のすごいところ」と小泉さん。
お二人のこの言葉がとても印象に残りました。
これからも野鳥の楽園でありたいですね☺

※野鳥写真提供:大潟の自然を愛する会

次週、博物館工作教室「月齢早見盤をつくろう!」をお送りします。

Category : お知らせ

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です