八峰白神ジオパークめぐり。

こんにちは、大潟村の地域おこし協力隊のよっしーです。
ここ数日で真冬の様な寒さになり、先日はヒョウが降っていましたよ。
さて、11月2日に大潟村干拓博物館の案内ボランティアの会学習会がありました。
「八峰白神ジオパーク」を1日でめぐる勉強会に同行させていただきました。

スケジュール

峯浜道の駅で八峰町のジオガイド鈴木さんと合流
(1)沼田集落砂取り場、砂丘の断面観察
(2)東八森駅ホーム、段丘、八森由来の山々、素波里安山岩帯
(3)泊海岸、海底火山、枕状溶岩、ベースサージ、凝灰角礫岩(ぎょうはいかくれきがん)
(4)シーサイドロード
~お昼休憩:地物食堂 どはち~
(5)鹿の浦展望台、八峰白神ジオパークの地質
(6)白滝神社
(7)600万年前の岩体からの湧水

(1)沼田集落砂取り場、砂丘の断面観察

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(2)東八森駅ホーム、段丘、八森由来の山々、素波里安山岩帯

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ホームからの眺め


(3)泊海岸、海底火山、枕状溶岩、ベースサージ、凝灰角礫岩(ぎょうはいかくれきがん)

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海岸にもかえるの様な岩があるそう

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菅江真澄の道

~みちのべにひきがえるの形したる、いつさか(五尺)斗の岩のさし出おほひかかりたり。したつかたにちいさやかの祠あり。
人にたとえば畔神といひ、黒尊仏といひ、はた馬の神ともいふ。~
「雪の道奥雪の出羽路」

(4)シーサイドロード

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黒い砂浜(ブラックサンドビーチ)は、鉱石から銀を産出する際に発生する岩石「カラミ」が堆積してできた

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岩は、日本海が形成されたころ、活発な海底火山によってできたもの

立岩とオカムイ岩伝説

「立岩伝説」
昔、笛が上手な若者がいて笛吹きに夢中になっていました。若者は自分に思いをよせている乙女がいることに気づきませんでした。乙女は悲しみ、海にみを投じてひまいました。
それに気づいた若者は、あの世に旅立った乙女を想い毎日笛を吹き続けているうちに、とうとう立岩になってしまいました。

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ガイドさんが描いた絵で伝説をすこし柔らかくアレンジされて紙芝居をみせていただけました

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深浦町大間越海岸

お昼休憩:地物食堂 どはち

どはち 海鮮丼

海鮮丼とつみれ汁
秋田県山本郡八峰町八森字御所の台51 産直ぶりこ内

建築家でもあるガイド鈴木さんのお宅などを見学

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ベルハウス

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(5)鹿の浦展望台、八峰白神ジオパークの地質

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岩は溶岩がかたまったもの

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海岸にいたカモメ。日本海の荒波をかぶっていました

(6)白滝神社

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白瀑(しらたき)神社

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白瀑神社は、853年慈覚大師巡歴のおり「世に比類なき霊地なり」と、自ら刻んだとされる不動尊像を滝の北方岩上に安置祈願したのが創建と云われています

(7)600万年前の岩体からの湧水

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美味しい水でした

帰りは峯浜道の駅でお土産などを購入し帰路につきました。八峰町は、いろいろな年代の地層がかさなり、火山の影響が色濃く海岸線を五能線から眺めるも良し、ドライブも良く、白神の山と滝と川と海の自然も見ごたえがあるジオパークだと感じました。
ガイドの鈴木さんの描かれたイラストを使った説明もわかりやすく面白く、より素晴らしい時間を過ごすことができました。
皆さんありがとうございました。

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