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名称 |
石仏龕(せきぶつがん) |
一言説明 |
阿弥陀如来像が安置されている |
キーワード |
地質自然文化 |
指定・登録 |
男鹿市指定有形文化財、男鹿国定公園 |
保全法令等 |
男鹿市文化財保護条例、自然公園法 |
石仏龕(せきぶつがん)とは石室の中に仏像を安置したものをいいます。加茂青砂の石仏龕は、三枚の流紋岩を板状に加工して箱型に組み合わせ、その上に屋根石を載せています。前方に石の扉がついていたと思われますが、現在はかけており、奥の板石には円形の光背が彫られ、定印を結んだ仏像が蓮華座の上に彫られています。
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名称 |
合川南小学校児童地震津波殉難の碑 |
一言説明 |
日本海中部地震の記憶 |
キーワード |
歴史自然防災 |
指定・登録 |
男鹿国定公園、自然災害伝承碑 |
保全法令等 |
自然公園法 |
昭和58(1983)年5月26日、能代沖を震源とする日本海中部地震(マグニチュード7.7)が発生し、加茂青砂の海岸に来ていた合川南小学校(現北秋田市)児童の内、13名が津波にさらわれて亡くなりました。加茂青砂地区の方々も救助活動に参加し、碑は今も集落の人たちによって大切に守られています。
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名称 |
旧男鹿市立加茂青砂小学校校舎・屋内体操場 |
一言説明 |
昔ながらの学校建築 |
キーワード |
歴史防災探求 |
指定・登録 |
国登録有形文化財、男鹿国定公園 |
保全法令等 |
文化財保護法、自然公園法 |
創立明治9(1876)年の旧男鹿市立加茂青砂小学校は、平成13(2001)年に統合となり、最後の児童数は6名でした。校舎は昭和3(1928)年、屋内体操場は昭和26(1951)年に建築されました(平成23(2011)年大修理)。いずれも加茂青砂集落の歴史的景観の核になっている貴重な文化財です。現在は加茂青砂ふるさと学習施設として、様々な活動の拠点として活用されています。
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名称 |
カンカネ洞 |
一言説明 |
神秘の洞窟 |
キーワード |
地質伝説綺麗 |
指定・登録 |
男鹿国定公園 |
保全法令等 |
自然公園法 |
流紋岩の溶岩が波の侵食と土地の隆起によってえぐられてできた男鹿半島で最大の高さを誇る海食洞窟です。海、陸、空(天井)に穴が開いており、洞窟内は差し込む光と波の音でとても神秘的です。その昔、洞窟の絶壁に鉄のカギを掛けて上り下りしたことから「カギカケ」と言われ、それが変化して「カンカネ」と呼ばれるようになったと言われています。
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名称 |
天ヶ崎 |
一言説明 |
集落を風から守る岬 |
キーワード |
地質自然 |
指定・登録 |
男鹿国定公園 |
保全法令等 |
自然公園法 |
天ヶ崎は加茂青砂海岸の西端に突き出た岬で、集落にあたる冬の北西風を防いでいます。縞模様の流紋岩が露出した断崖となっていて、天ヶ鼻、あるいは貂ヶ鼻ともいいます。鼻は突き出た部分、端の意味があります。
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名称 |
桜島 |
一言説明 |
仙人気分?別名は「蓬莱島」 |
キーワード |
地質自然綺麗 |
指定・登録 |
男鹿国定公園、日本の奇岩百景 |
保全法令等 |
自然公園法 |
「桜島」は岩石の色がやや赤みを帯びており、これが桜色に似ている事から、こう呼ばれるようになりました。この島はかなり広い面積で海面すれすれの平坦地があり、かつて島巡りが盛んであった時には、遊覧船を寄せて客が上陸し、酒宴を催しました。