• 名称 八望台
    一言説明 故高松宮殿下が命名
    キーワード 地質自然綺麗
    指定・登録 男鹿国定公園
    保全法令等 自然公園法

    八望台は八方の雄大な眺望を楽しむことができることから、昭和27(1952)年に故高松宮殿下によって命名されました。旧北浦町が景勝地を一望できるこの台地の名称を公募し、その中から最もふさわしい名称として殿下が選んだことによります。展望台からはその名にふさわしく、本山、真山、寒風山を含めた景色を一望することができます。
    江戸時代の紀行家である菅江真澄は一ノ目潟や二ノ目潟、戸賀湾を望み、図絵を残しており、現在も同様の景色を望むことができます。

  • 名称 一ノ目潟
    一言説明 地球深部を覗く窓
    キーワード 地質伝説
    指定・登録 国指定天然記念物、男鹿国定公園
    保全法令等 文化財保護法、自然公園法

    一ノ目潟は二ノ目潟、三ノ目潟とともに男鹿目潟火山群を構成しています。東北地方では唯一の火山形態の一つであるマール(爆裂火口)として知られる淡水湖で、男鹿市の水源にもなっています。直径約600m、水深約44.6mで、6~8万年前に形成されたと考えられています。
    また、地球の地下深いところから噴き出た岩石である「カンラン岩」が見られる火山として、さらに湖底堆積物の層が縞状に堆積する「年縞」が確認されている湖として、世界的に注目されている貴重な文化財です。

  • 名称 二ノ目潟
    一言説明 東北地方で唯一の火山
    キーワード 地質癒し綺麗
    指定・登録 男鹿国定公園
    保全法令等 自然公園法

    二ノ目潟は直径約400m、深さ11.8mです。一ノ目潟と同じマール(爆裂火口)の淡水湖で、男鹿目潟火山群の一つです。一度の火山活動で出来た火山を単成火山といい、男鹿目潟火山群も含まれます。

  • 名称 三ノ目潟
    一言説明 東北地方で唯一の火山
    キーワード 地質自然歴史
    指定・登録 秋田県指定天然記念物、男鹿国定公園
    保全法令等 秋田県文化財保護条例、自然公園法

    三ノ目潟は一ノ目潟、二ノ目とともに男鹿目潟火山群を構成しています。東北地方では唯一の火山形態の一つであるマール(爆裂火口)として知られる淡水湖です。春になると、湖畔周辺にエゾエンゴサクやニリンソウなどキレイな山野草がたくさん咲きます。

  • 名称 戸賀湾
    一言説明 長い浸食で湾になった火口
    キーワード 地質自然綺麗
    指定・登録 男鹿国定公園
    保全法令等 自然公園法

    戸賀湾は単成火山(一度の火山活動でできた火山)の火口に海が侵入して形成された湾です。この火山活動は約40万年前に起こりました。火口の周りに噴出物(軽石など)が積もった丘があり、タフリングと呼ばれます。目潟も単成火山ですが、丘がほとんどなく、マールと呼ばれています。